5月5日

大学時代、友人に「〇〇は他人に興味がなさそう」と言われたことがある。言われたときはそんなことないと否定したのだが、その日の夜そんなことないこともないかもなぁなんて思っていたことを今でも覚えている。色々考えて出した結論としては、好きな人のことは知りたいと思うけどそうでもない人のことは全く興味が湧かない。そんでもって興味が湧くほど好きになれる人が周りにあまりいないということであった。社会に出ると興味のない人とも会話をしなければならない状況が多々ある。興味がない人と話すときは相手を知ろうという気持ちが薄いため会話が弾まない。別にそれだけなら良いのだが興味がないことが相手にも伝わっている感じがして非常に申し訳ない。こんなとき器用な人なら相手に余計な心配をさせずにかつ自分も無理することなくその場をやり過ごせるのだろう。器用な人間に生まれたかった。そういえば昨日観た『乃木中』で逆上がりが出来ないメンバーが取り上げられていた。逆上がりが出来ないことが笑いとなってスタジオを盛り上げていた。不器用なことが武器となっていた。いつか自分の不器用さもどこかで活かせる日が来るのかもしれない。